6/24に行われた公式戦の結果は以下の通りです。
vs.関西学院大学(18:40キックオフ) 会場:関西学院大学
0-0(前半0-0、後半0-0)
【得点】なし

今日は関西選手権の応援のあと、移動してからの新人戦と、少しハードなスケジュールの中行われました。
試合前のミーティングでは、「コミュニケーションをしっかり取ること」「スタートポジションを意識すること」そして「勝ちにこだわる」の3点を伝えられました。普段別々のチームで練習しているため、いつも以上にコミュニケーションをとらないとずれが生じることから、特に強く伝えられました。そしてどんな試合、相手でも勝ちに行くということも伝えられ、いい雰囲気でキックオフを迎えました。

前半は、各選手が足下でボールをもらう意識が強すぎて、ボールをうまく動かすことができず、ちぐはぐな時間が多く見受けられました。パスをだした後に止まってしまう選手が多く、相手に簡単に追い込まれる場面や、もらう前の準備が遅いためにボールが来てから考えてしまうため、プレースピードが遅くなり、自分たちで流れを悪くしてしまっていました。しかし、ディフェンスラインの背後をついてくる相手の攻撃に対して、ゴールキーパーの水井の積極的な飛び出しにより、相手に決定機を作らせず、前半を0-0で折り返しました。


ハーフタイムでは、選手間でずれているところを修正するため、積極的にコミュニケーションをとっていました。そして、コーチからは「ゴール前での精度」「もっとサイドをうまく使う」「背後のボールに対してのディフェンダーのスタートポジション」の3点が伝えられました。

完全に日がおち、ナイターに明かりが灯される中、後半がキックオフされました。すると、中盤の富田から相手サイドバックの背後のスペースにボールが供給され始め、チャンスを作り始めます。しかし、あと少しのところで決めきることができず、なかなか点を取ることができませんでした。すると、徐々に相手のペースとなっていき、ゴール前まで運ばれる場面が増えてきました。しかし、またしてもゴールキーパーの水井によるビッグセーブでチームを助けます。そして、最後の最後まで関学ゴールに迫りますが得点を奪うことができず、タイムアップ。0-0の引き分けで終わりました。

今回は、最後のゴール前での精度に課題が残る試合となりました。現代サッカーでも言われていますが、いかにチャンスを決めきることができるかが、今後も勝負を分けると思います。全国でも勝てるチームというのは1つのチャンスを確実にきめてきます。また、練習の中から強いこだわりをもって取り組んでいます。今後、上に行くためにはもっと練習の中からそれぞれがこだわりをもって取り組んでいかないといけません。その積み重ねが、チームを強くしていくと思います。今回の経験を糧に、次は勝ちきれるようトライしていきます。

関西学院大学の皆さま、応援に駆けつけてくださった関係者の皆さま、本日はありがとうございました。

コーチ 松浦 尚人