本日行われた公式戦の結果は以下の通りです。

 

 

vs 阪南大学B1(13:00キックオフ)  場所:阪南大学高見の里グラウンド

 

0-4
(前半:0-2、後半:0-2)
【得点】なし

 

 

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Iリーグもいよいよ後期最終節。相手は技術の高い阪南大学B1。最終節で対戦できるのはチームの成長や課題を再度確認する上でももってこいの相手で非常に楽しみでした。
試合前のミーティングではこれまでと変わらず継続してきたことを選手たちに投げかけ、さらに相手の攻撃で注意する点とポジショニングのことを少し話、阪南大学を脅かしいい結果を出して終わろうと伝えました。

 

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前半開始から相手のプレスをもろに受け、少し消極的な入りになったような気がします。開始5分にミスから失点。その後は慌てずにプレーし少し持ち直し相手のプレスをうまくかいくぐり決定的なシーンを作りましたが得点には結びつきません。引っかかる芝にパススピードも上がらず、相手の球際の強さ、切り替えスピードの速さに押し込まれ守備の時間が多かったです。またチームとしてプレスをかける迫力やスピード感はいつもよりなかったように感じます。
コンパクトな相手の守備とプレスのスピードにボールに関わる人が少なく動きのない展開で苦しい状況が続きます。22分には相手のドリブルの侵入を止められずファール。PKから失点します。その後は中島のファインセーブや相手のミスに何度も救われ0-2で前半を折り返します。

 

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ハーフタイムは選手間で修正するところを議論して、こちらからはDFラインでボールを動かしているときのリスクマネジメント、背後の動き出しを増やすこと、切り替えスピードをもっと速くすることの3点だけ伝え、残り45分勝負にこだわりまず目の前の相手と戦ってこいと強い気持ちで送り出しました。

 

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後半は選手たちも気持ちを切り替え積極的なプレーが少しずつ増え、サイドを崩したりミドルシュートや2列目の飛び出しなどから決定的なシーンも作りました。守備面でもボールにアタックできる回数は前半より増え奪ってから攻撃へ出ていくスピードも少し上がりました。ただ相手は同じリーグの1位だけあって、さらにギアを上げ攻め込んできます。とにかく奪ってからのゴールへ向かってくるスピードには迫力があり、プレー精度は高かったです。守備陣も粘り強く対応し何とか防いでいたのですが、我慢しきれずサイドからの攻撃2発に沈み、0-4。完敗に終わりました。

 

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前期Iリーグでは自分たちがどこまでやれるのか手探り状態で臨み3勝5敗という結果で、様々な課題や修正ポイントが出ました。夏場にはそこを改善できるようタフなトレーニングを積み重ね後期Iリーグの巻き返しに準備しました。選手たちも素直に受け入れ本当に一生懸命取り組んでくれこちらとしても感謝の気持ちでいっぱいです。
前期は試合に波があったのですが後期はどの試合もコンスタントに自分たちの今ある力を出してくれていたのではないかと思います。良いとき悪いときの差がそこまでなく闘争心を持ち熱く闘う姿にたくさん心動かされ、本当に選手たちの成長を感じました。ただ後期の結果は3勝4敗1分。勝敗という面では大きな変化を与えることができませんでした。守備面では失点数を前期の24点から15点に減らすことができましたが正直もっと改善できたので悔しい部分ではあります。ボールポゼッションや攻撃の創造性、アイディアの面ではまだまだ物足りないのでもっと取り組んでいかなければいけない部分だなと感じます。
選手たちは素直な分少しこちらが要求しすぎてこじんまりプレーしてしまうこともあったので自分の働き掛けを変えていくことも必要だと思うところです。
サッカーを続けていく以上、成長できるチャンスがいっぱいあるので彼らの力を伸ばし、そしてさらに引き出せるようにこれからも一緒に前進していきたいと思います。

 

 

阪南大学の皆さま、応援に来てくださった関係者の皆さま本日はありがとうございました。