こんばんは。
久々にコーチブログの更新。ここ3日間は台風の影響で色々なことに振り回されていましたが、今日なんとか落ち着きました。

月日の流れは早いもので韓国遠征からちょうど1か月が経ちました。
心地よい夜風に暮れてゆく夏を感じながらも、Iリーグへ向けての熱はいよいよここからが本番です。

前期Iリーグは3勝5敗で13チーム中9位の成績で終えました。開始早々の失点が目立ち劣勢からの試合展開が多く安定した戦いができなかったのが前期Iリーグの印象です。守備面での課題が浮き彫りとなり8試合で19失点は13チーム中8位、攻撃面では8試合で12得点、13チーム中6位という結果でした。
半数以上の失点がビルドアップ時、自陣中央でのボールロストからを占めており、夏休み期間はビルドアップの改善や守備の切り替えスピード、コンパクトさを徹底的に働きかけました。また攻撃面では質とイメージ共有を高めて意図的な崩しにチャレンジできるようにゴール前の攻防のトレーニングに取り組みました。
集中講義、インターンシップ、けが人の増加などでなかなか思うような数の選手が集まらなかったのですが、その中でも後期に向けて1つでも多く勝利につなげようと一生懸命取り組む選手たちの姿がとても印象的です。スタメンに近い選手たちがチームを引っ張り、出遅れていると感じている選手はここぞとばかりに必死にアピールを続けてくれました。選手間の競争がいたるところでみられ、日ごとに様々な変化や成長を感じ、指導や選手選びの難しさの中にも面白さを感じながら見守っています。
指導者は選手の心理を十分理解し、当たり前を疑い、そして想像力を働かせて可能性を見つけ出し、選手の能力を引き出す責任があります。トレーニングから自分の五感を研ぎ澄ませ変化をキャッチしていかなければなりません。明日からの4試合を1つでも多く勝利につなげられるようにピッチ内外で起きる問題に集中し『勝負の方程式』を組み立てていきたいと思います。

サッカーは判断のスポーツです。正解が絶対に決まっているわけではなく、選手の判断によって試合が成り立っています。だからとても面白いのです。
相手が変われば正解も変わります。トレーニングや練習試合での経験から様々な局面で瞬時に的確な判断をしていかなければなりません。ピッチで戦うのは選手たちです。正解のない問いに自分なりの答えを判断し続けていくしかありません。常に判断の連続です。
その1人1人の判断を他の選手たちが研ぎ澄ませて察知し尊重してイメージを共有し、『融合』した時に素晴らしい力が必ず発揮されると信じています。「いつ、何をすべきか」を的確に判断し続け、隙を作らず、美しい連携をチーム全体で創り出し残り4戦をアグレッシブに熱く戦っていきたいと思います。

勝利と成功の喜びを味わい、選手の笑顔をみられるように『融合』したいと思います。