本日行われた公式戦の結果は以下の通りです。

vs.大阪産業大学(13:00キックオフ) 会場:大阪産業大学

1-0(前半:1-0、後半:0-0)

【得点】比嘉

前期リーグ最終節となった大阪産業大学戦。8節終了時点で首位を走る相手に食らいつき、前半に比嘉選手が挙げた虎の子の1点を守り切って見事に1-0で勝利しました。この勝利で連勝を4に伸ばし、前期リーグを6勝3敗の3位で終えることができました。

4連勝中と波にのる強敵を前に、90分通して全体をコンパクトにし続けることを求めました。また、技術が高い相手に消極的になっては勝機を見出すことができないと考えていたので、最低でもいつも通りのプレーができないと勝負にならないこと、楽しんで戦うことを要求しました。

今日は別会場でIリーグが行われており、西野コーチによる元気なウォーミングアップが見られず、監督である私のアップだったので少し心配でした。しかし、みんなが雰囲気づくりに協力してくれたのでホッとしました。

立ち上がりは相手の中盤の流動的な動き出しとテンポの速い展開で押し込まれ、シュートまで持っていかれますが、最後の局面でGKとDF陣が粘り強く守ります。ここ数試合のチームの良いところは、簡単に失点をせずに守備に安定感が出てきた点です。ボール保持者になかなかプレスをかけられずに我慢の時間が続きますが、徐々にスピードや動き出しに慣れ、奪ったボールをカウンターに結びつけられるようになってきます。そして、37分に待望の得点が生まれます。相手の両SBが高い位置をとった中でボールを奪い、金枝選手が送り込んだボールに西尾選手が反応し、相手DFを置き去りにしてクロスを上げます。中で待ち構えていた比嘉選手が今季6点目となる先制点を叩き込み、最高の形で試合を折り返します。

ハーフタイムでは相手が狙っている中央へのナナメのパスやくさびが入ったときの2列目のサポートの動き出しに注意を払わせ、パスの出所となるDFへのアプローチをもっと速くして後ろが限定しやすいように連動していくことを伝えました。攻撃では明らかに嫌がっている裏へのボールと2トップでタメをつくって押し上げる時間を確保することを求めました。

後半はどちらにもチャンスが訪れる緊迫した展開で時間が進んでいきます。非常に見応えのある両チームの攻撃と執着を感じる守備陣の奮闘が緊張感を際立たせ、短いようで長い45分を無失点で乗り切りました。前節に続いて強敵を退け、1-0の勝利で勝点3を積み上げることができました。

5節を終了した時点では2勝3敗と負け越していたチームが、龍谷大学戦での劇的な逆転勝利から浮上のきっかけをつかんで突き進み、終わってみれば前期6勝3敗という素晴らしい結果を残してくれました。勝利を重ねて強く逞しくなっていくチームを見守っていると、部員1人1人の化ける可能性の大きさを驚くほど感じます。比嘉選手がBチームから昇格してシーズン途中から先発出場するチャンスを見事につかみ、6得点をあげる大活躍です。その他にも1年生がチャンスを生かして勝利を収めてくれたり、中心選手が期待通りの活躍をしてくれたり、後期につながるポジティブな要素がたくさんありました。これでさらに昨年の中心選手などが戻ってきたらと思うと、ポジション争いの激化が楽しみで仕方がないです。
その反面、監督という立場で人を選ばなければならない非常に難しくて重要な仕事に悩まされると思います。

どこに浮上のきっかけがあり、どこに転落の種が蒔かれているのか、これを事前に知り得る者はいないでしょう。1試合1試合で選手が成長していくように、監督自身も経験を積み重ねて浮上と転落を見極め、もっと落ち着きと自信を与えられる存在にならないといけません。過去や未来に縛られてただただ焦っている時間は空白をつくります。目の前の仕事、やるべきことにコツコツと取り組むことが力をつけていく大切な手段で、キツイ表情でも全力で走り続ける選手たちの姿はまさにこれらを実行している光景です。そんな彼らを見るたびに胸が熱くなり、心が動かされ、勝たせてあげたいと強く感じます。

上昇気流の流れを途切れさせることなく1日でも長く良い流れを継続していけるように、全身のアンテナを張りめぐらせて選手たちを見守っていきたいと思います。

つい最近目にした引き込まれる表現の文章。
「化けるのはごく一部。なぜなら、ちょっと変わり始めるとすぐに満足してやめ、厳しいとみんなあきらめちゃうんだ。それを普通という。」
現状に満足することなく、向上心と謙虚さを忘れずにもっとサッカーを学んでいきたいと思います。

監督による試合結果の報告は、今日で一旦お休みとさせていただきます。いつも監督の言葉でつまらない内容になっていくのが目に見えているので、今後はマネージャー目線によるマネージャーの感想を添えて試合報告をさせていただきます。そこから部員へと発展していけたら毎回楽しめる投稿になるのではと考えています。

監督とコーチの考えや思いは、不定期にはなりますが試合報告とは別にまめに更新していきます。いつもご覧になってくださる方々、誠にありがとうございました。

大阪産業大学の皆さま、応援に駆けつけてくださった関係者の皆さま、本日はありがとうございました。