本日行われた公式戦の結果は以下の通りです。

vs 甲南大学(17:45キックオフ)  場所:関西学院大学第4フィールド

0-2
(前半:0-1、後半:0-1)
【得点】なし

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22日の関西学院大学との一戦から中1日で迎えた第7節。前期の借りを返そうと臨みましたが、結果は0-2と連敗してしまいました。

今日はいつもと違う夕方からのキックオフで、しかも前節から中1日という超過密日程で選手たちの疲労が気になりましたがそれはこちらの不安であってキックオフからエンジン全開で戦ってくれました。
試合前のミーティングでは、『切り替えスピードを相手より速くすること、リスクマネジメント、ボールを速く動かすこと』に加え、ハードワークしてこの試合を全員で勝とうと伝えました。
試合開始のホイッスルと共に、選手たちの球際、セカンドボール争い、切り替え、ゴールに向かう姿勢などとにかく闘う気持ちが全面的に表れ白熱した展開となりました。
前期同様、相手はボールを奪ってから味方を追い越し、ゴールに押し寄せてくるスピードとそのカウンターは本当に迫力があり、ピンチが何度もあり観ていてハラハラしましたが体を張り、粘り強く辛抱しながら守る選手をみてディフェンスにもテンポがあり興奮しました。相手が4-4-2のきれいなブロックを作りそこからボールを奪いにくる守備に対して、サイドチェンジから左右に大きく揺さぶり、中盤とディフェンスラインの間のスペースにパスやドリブルで侵入してそこからスルーパスやクロスからチャンスは作りましたが得点にはなかなか結び付きません。
そんな中スローインのマークのずれからペナルティエリアに侵入され我慢できず足がかかりファール。痛恨のPKを与えてしまいます。これを決められ0-1。テンポよく守備していただけにもったいない失点でした。
最近成長してきたのはそこから崩れず試合を立て直そうとする能力です。1点を失い相手の勢いにのまれそうですが落ち着いてやるべきことをやり、もう一度自分たちのペースに持っていこうと試みる姿勢はとてもよかったと思います。こちらもそういった試合の立て直しからPKを獲得します。しかしこのPKを止められ同点にするチャンスを失い0-1で前半を折り返します。

 

 

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ハーフタイムには追い越してくる選手の対処法、ワンツーについていくこと、奪ったボールを速く味方に預けること、サイドからの仕掛けが有効になることも伝え、今やっているハードワークは続けてチャンスメイクし勝利という結果につなげようと残り45分での巻き返しを信じ選手を鼓舞しました。

後半開始から相手は交代枠を使い早速動いてきました。相手のメンバーが変わってもこちらは慌てることなく対応し、奪ったボールをつなぐ意識とボールを動かす意識は少しずつ増えましたが、なかなか相手ゴール付近までボールが運べずシュートまでいけません。後ろでボールを動かしながら前線の選手の動き出しを観ることがあまりできていないのと、前を向けるタイミングで向けないなど単調なボールの動かしになりました。
サイドでのドリブルやスルーパスから相手エリアに侵入し決定的なシーンも作り、交代選手を投入し1点を返そうと試みますがゴールは今日も遠かったです。
中盤でのボールの失い方が悪く相手のカウンターを受け失点。スコアは0-2。
1点も相手から奪えずそのまま試合終了。0-2で敗れました。

 
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この試合に負けたことは本当に悔しいです。その中でもハードワークの面では選手たちはよく戦ってくれました。目の前の相手との競り合い、球際、セカンドボール争い、体を張ったディフェンス、とても激しかったけどフェアで観ていて心動かされたし守備にもテンポがありよかったと思います。勝利につなげれなかったのでもっと自分自身も試合の流れを読み交代枠をうまく使うべきだと反省しています。あとは交代で入った選手にはもっともっとやってもらいたいと感じたのも事実です。与えられた時間で絶対結果を出してやるんだ!!そして次は自分がスタメンになるんだ!!そういう気迫もほしかったし、チームに勢いと勇気を与えてほしかったと思います。その点では少し物足りなかったです。交代選手が入ったらまたチームもその選手の特徴を理解しプレーしなければなりません。交代選手はその試合にすぐに順応してプレーしなければなりません。交代選手はそういった試合の流れも感じないといけないし、出ている選手は出てきた選手とイメージを共有しチームの変化にも順応しなければなりません。文句を言うのではなく勝利につなげるためのプレーと声掛けを全体でして最後まで戦い抜くことが絶対必要です。その点でもチームとして本当にまだまだ弱いなと感じました。そういう弱さもなくしていきたいと思います。
チーム全体として2失点している原因は確実にありますし、こういうぎりぎりの試合を勝ちにつなげてこそ本当の力だと思います。こういう試合を勝利につなげれるようトレーニングしなければなりません。今ある力を存分に発揮してくれた選手が多かったと思うので、僕はもっと彼らの力を伸ばしてあげなければならないとすごく感じましたし、まだまだ自分自身甘いと反省しています。彼らの良さ、能力を引き出せるよう突き詰めていきたいと思います。

甲南大学の皆さま、応援に来てくださった関係者の皆さま本日はありがとうございました。