本日行われた公式戦の結果は以下の通りです。

vs.京都大学(14:00キックオフ) 会場:甲南大学(ラグビー兼サッカー場)

5-2(前半5-1、後半0-1)
【得点】棚町、仙頭、寺田、堀川、左近

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7月に行われる予定だった前期リーグ9節がアクシデントにより延期となり、後期リーグ開幕1週間前の今日無事に終えました。中断期間後の試合は神経を使うことが非常に多く、チーム状況も中断前とまったく違うものになっていることもしばしばあり、それは自チームだけでなく対戦相手にも言えることから、試合が始まってみないと何もわからない不安がありました。
しかし、それを見事に拭い去ってくれたのは選手でした。西野コーチの気合の入ったウォーミングアップから一人一人が集中力を高めていき、立ち上がりから相手を圧倒する内容で得点を重ねました。8分にコーナーキックから棚町選手が先制するとチームは俄然勢いを増し、前半30分までに3得点を奪って優位に試合を進めました。ボールを保持する時間も長く、ドリブルとパスをうまく使い分けながらサイドを起点に多くのチャンスをつくりました。逆に相手のセットプレー1本で1点を返され、前半を終了します。

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ハーフタイムでは相手の攻撃はどこを狙ってきているのかを確認し、再度セットプレーの重要性を伝えました。また、暑さや相手のプレスのかけかたを意識した試合の運びとリーグ戦における得失点の重みも伝えて送り出しました。

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後半は、前半とまったく違う展開に。最終ラインの押し上げが足りず相手に自由とスペースを与え、ボールを奪う位置が低くなりました。それと同時に奪ったボールをすぐに失ってしまうシーンが増え、自ら首を絞めるような形で流れをもっていかれました。するとまたもセットプレーから失点し、相手はエネルギーを取り戻しました。この流れを変えることができず何度も決定機をつくられましたが、最後の最後でなんとかピンチを凌ぎ、追加点を許しませんでした。試合終盤は体力と集中力を消耗した中でどちらもイージーなミスが増え慌ただしい展開になりました。結局後半は得点できないまま終了しましたが、5-2で勝利を収めることができました。

まずは勝てたことを評価したいと思いますが、セットプレーによる2失点はやはり必然でした。前期でもセットプレーで苦い経験をしています。キッカーの精度と中のタイミングが合った時は防ぐのが難しいですが、だからこそ不用意なファウルを減らす努力とマークの徹底を続けていかなくてはいけません。無失点で試合を終わらせることができない現状に悔しさを隠しきれません。なんとなくマークをついたりポジションをとったりボールを見送ったりするプレーが散見しており、普段のトレーニングのこだわりに物足りなさを感じています。私自身非常に反省しております。

もちろん相手も必死で戦っていますから、簡単に無失点で終えることはできないかもしれません。しかし、無失点も必然です。そして後ろが安定することによる攻撃へのメリットが大きいこともチーム全体で感じられるようにトレーニングをしていきたいと思います。

いよいよ来週から後期リーグです。9節を戦っていく中で色々なアクシデントやドラマが起こることでしょう。できる準備を怠らず、常に前向きでポジティブな空気をつくりながらいい運気を呼び寄せていきます。
京都大学の皆さま、会場提供をしてくださった甲南大学の皆さま、応援に駆けつけてくださった関係者の皆さま、本日はありがとうございました。