本日行われた公式戦の結果は以下の通りです。

vs. 甲南大学(16:00キックオフ) 会場:甲南大学

0−3(前半0–3、後半0–0)

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前期Iリーグも終盤に差し掛かかり何としてでも勝って勝率を五分に戻したい今節。選手たちには『意志を持ってプレーすること、ボールを速く動かすこと、試合の流れを読むこと』をテーマに送り出しました。
ウォーミングアップからいい準備ができていたので入りはどうかと楽しみにしていましたが、試合開始早々のミスから相手に豪快なミドルシュートを叩き込まれ0−1。こちらはセットプレーからチャンスを何度か作るものの決めきれず、相手の素早いカウンターに押し込まれる展開が続きます。セカンドボール争い、球際では相手の方が優位にたち、こちらは守備のポジショニングの繊細さに欠けていたこと、バックのタイミングの遅さ、奪ってからのボールを前に運べないという問題が起きていました。サイドを攻略の鍵として大きなサイドチェンジから崩しにかかるものの味方のサポートが少なくサイドで孤立する場面も多く見られました。
相手はこちらのサイドバックの裏を何度も突く攻撃を仕掛け、クロスから2点目を奪われます。そしてPKからも失点をくらい0−3で前半を折り返します。

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ハーフタイムにはディフェンスラインの修正、サイドを起点に攻撃しサイドチェンジ後のサポートを速くすること、セットプレイを得点に繋げようと伝えました。

後半も相手はこちらに主導権を握らせまいと前半同様の切り替え、球際、セカンドボールの反応を見せていました。前線でタメを作る時間がなかなかできないため中盤の押し上げも難しい試合展開でした。サイドからのクロスとセットプレーという数少ないチャンスから1点でも得点につなげたかったのですが無得点のまま試合終了。0−3の完敗でした。

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試合後、選手たちの落ち込む姿を見てこちらもとても悔しい気持ちになりました。ただこれが今の僕らの実力です。前節みたいに感動的な試合をすることもできる、今節のように完敗のゲームをする事もある。いい時と悪い時の波がまだまだあります。毎試合感じたこと気づいたことを選手間で話し合い修正し、相手のいいと思った、勉強になった部分は吸収し、自分の経験値を増やして進化してくれればと思います。そしてその進化がチームにいい影響を及ぼし、チーム全体がさらなる進化を遂げていけたらまた一つ強くなると思います。

サッカーは相手があってのスポーツ。ピッチ上とピッチ外でいろんな戦いがあって本当に面白いですね。今節の敗戦をしっかりと受け止め、また選手たち共にトレーニングしていきたいと思います。

甲南大学の皆さま、応援に駆けつけてくださった関係者の皆さま、本日はありがとうございました。