本日行われた公式戦の結果は以下の通りです。

vs.阪南大学(13:00キックオフ) 会場:阪南大学

0-4(前半0-1、後半0-3)
【得点】なし

今週のトレーニングでは、対戦相手である阪南大学の映像を見ながら様々な準備をしてきましたが、0-4という結果に終わり、違いを見せつけられた試合となりました。
個々の能力が非常に高く多彩な攻撃で圧倒する阪南大学に、守備を固めてチャンスをうかがう戦術をとりました。

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予想通り、試合開始からボール保持者がルックアップすると多くの選手がタイミングよく動き出す質の高さを発揮され、我慢の時間が続きました。しかし、こちらも声を切らさずFWから守備の連動を続け、最後まで身体を張ってピンチを凌いでいました。いい緊張感を保ったまま時間は経過していきましたが、中盤でのミスから電光石火のカウンターをくらい、ワンチャンスで得点を許してしまいます。こちらもカウンターで何とか得点を狙いにいきますが、前半の決定機は1回のみで決めきることができません。流れは阪南大学のまま前半が終了します。

ハーフタイムでは、「相手の嫌なポイントを突くことと、0-1というスコアのままいけばまだまだ充分追いつける可能性はあること」を伝え、選手を鼓舞して後半に臨みました。1部のチームを相手に自分のプレーを出し切ってほしい…そんな思いで見送りました。

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後半も支配はされますが、集中を切らさずに均衡した展開を続けてくれました。しかし相手はちょっとしたミスや隙を見逃さず、足が止まりだした後半残り10分で得点を重ねてきました。
セットプレー、イージーミス。試合が決まる多くのシーンはこの2つが多いですが、それらも結局はやられてしまうチームの力を表しているようです。

試合が動いた前後の時間帯には、得点・失点を匂わす兆候が見え隠れしており、それに気付いた部分に監督として手を打てたのではなかったかと、反省しながら試合を思い返しました。

「怯まずに、行け」
試合前に選手にそう伝え、みな戦ってくれました。90分ほとんどの選手が動き切ったと思います。出し切ることでそれぞれに明確な課題が出たはずですし、チームとしても奪った後のボールの動かし方などの課題が出ました。
昨年の関西選手権に続き、今年も本気で1部のチームを倒しにかかりましたが、現状はまだそんなに甘くはないです。ただ、限られた時間の中で精一杯準備をしてきたからこそ、また次の勝利へのヒントと道筋を見つけることができました。

阪南大学の皆さま、応援に駆けつけてくださった関係者の皆さま、本日はありがとうございました。