7/15に行われた公式戦の結果は以下の通りです。
vs.大阪経済大学(15:30キックオフ) 会場:大阪経済大学
2-4(前半0-3、後半2-1)
【得点】溝淵、藤井
猛暑日が続く中、今日も35度という非常に暑く厳しいコンディションの中行われました。今季はまだ新人戦での勝利がないため、初勝利をめざし選手も最後まで戦いましたが、惜しくも2-4で敗れてしまいました。
試合前のミーティングでは、「高い集中力」、「コントロール」、そして「勝利に徹する」の3点が伝えられました。特に、気温が高い中での試合なので、どうしても集中が切れてしまう時間が生まれます。その時に、どれだけ中でしゃべって90分間集中してプレーすることができるかと伝えられました。
照りつけるような暑さの中、前半が始まりました。立ち上がり、お互いに奪ったボールをつなぐことができず、少し落ち着かないはいりとなりました。そんな中、徐々にボールをつなげれるようになり試合が落ち着いていきました。ただ、主導権を握りながらも、なかなかFWにボールを入れることができず、攻めあぐねていると、相手も前に圧力をかけてきました。それに対して、ずるずるとボールを動かす位置が低くなり、自陣でのミスが目立つように。すると、自陣のゴール前で相手にボールを奪われ、そのままゴールへ。自分たちがボールを握りながらも、ミスから相手に先制点を献上してしまいました。ここから、さらに相手が勢いづき前に前にと圧力をかけてきます。それに対し、後手にまわってしまい準備も遅れはじめ、ミスにより相手に多くのチャンスを作られますが、ぎりぎりのところで守り追加点は許していませんでした。しかしそれも続かず終盤に、自陣でのパスミスからショートカウンターで追加点を許してしまい、そこから立て続けに失点。前半を0-3で折り返すことになりました。
ハーフタイムでは、守備の時、相手のサイドバックに自由にボールを蹴られていたため、そこにプレッシャーをかけて自由にさせないこと。ビルドアップをする時、近くや後ろしか見ていないため、もと遠くや前をみること。相手が前に来ているならその背後のスペースをもっと有効的につくこと。この3点が伝えられました。
そして、まだ暑さが残る中、後半が開始。3点のビハインドがあるため、もう攻めるしかない状態での立ち上がり。ハーフタイムに言われた通り、相手の背後を江頭と南が積極的についていき、相手のゴール前まで行けるようになりました。ただ、なかなか最後のところで精彩を欠き決定機を作ることができません。すると、後半16分。自陣からのスローインを受けた南が江頭に1タッチでおとし、抜け出した江頭から中央でフリーとなっていた溝淵へ。これを溝淵が冷静にゴールへ流し込み1点を返します。ここから、さらに前へ圧力をかけていきますがなかなか得点を奪うことができず、相手にも攻め込まれる時間を与えてしまいます。粘って守っていたDF人でしたが、コーナーキックのこぼれ球を相手に拾われ、ミドルレンジからのシュートを決められてしまい、再び3点差へと突き放されてしまいました。1-4となってしまっても、最後まで諦めずゴールをめざしていき後半のアディショナルタイムに南からボールを受けた藤井がゴール右隅に流し込み再度2点差へ。しかし、時すでに遅く2-4でタイムアップの笛が鳴り、新人戦初勝利はお預けとなってしまいました。
前半0-3で折り返し、ハーフタイムで修正し後半は2-1とリードしたことは、自信にしていいと思います。ただ、サッカーというのは、いかにプレー中にずれやミスを修正することができるかが大事となります。前半の途中で修正できていたら、もしかしたら3失点もしていなかったかもしれません。ただ、勝負の世界にたらればはなく、これが今の現状と捉えるしかありません。今回感じたことを忘れずに、日々精進していってほしいです。
大阪経済大学の皆さま、応援に駆けつけてくださった関係者の皆さま、本日はありがとうございました。
コーチ 松浦 尚人