【ＩリーグBブロック第4節】vs.大阪産業大学

アップは声を出し合いながら、リラックスした様子で良い雰囲気で出来ていました。

試合が始まると、富家のゴール前までのドリブル突破やサイドを上手く使った展開など、ボールを運びチャンスを作ります。しかし、なかなか得点にはなりません。25分に相手にゴール前まで運ばれシュートを打たれますが、GK池内のスーパーセーブによって、得点を阻止します。その後も何度かゴール前までボールを運ばれますが、DF陣の身体を張った守備やGK池内のセーブなど、粘り強い守備でゴールを守り切ります。そして、お互いに得点のないまま前半を終えます。

HTでは、各々が修正点を話し合い、もっとDF陣の連携をとること、前半を無失点で折り返したのは良かったこと、修正すべき点をコーチから伝えられました。

後半が始まると、交代選手を取り入れて流れを変えようとしますが、相手に攻められる苦しい時間が続きます。そして22分。相手に与えたFKで中にあげられ、ヘディングでゴールに押し込まれてしまい、先制点を許します。26分には、GK池内が一度はシュートを弾きますが、そのこぼれを決められて2点目をあげられます。さらに、31分にも追加点を許してしまい、0-3となります。その後も諦めずにゴールへ向かおうと選手は懸命に走りますが、相手のペースを崩すことができず時間が迫ってきます。アディショナルタイム2分になり、このまま試合終了するかと思われましたが、藤山が左足でゴールを突き刺す豪快なミドルシュートを決め、1点を返したところで、試合終了のホイッスルが鳴りました。

今回の試合は、相手チームが3.4年生中心に組まれている中で、どれだけの力を発揮出来るか、期待と不安が入り混じる中で始まりました。試合を見ていて、どんなに苦しい状況になっても最後まで諦めずに懸命にボールを追いかける選手たちの姿が印象的でした。ベンチに戻ってきた選手たちは、ここの技術を伸ばさないといけない、改善しなければいけない、と自らの課題に向き合っていました。彼らには伸びしろがあります。今日の試合は、これから取り組まなければいけない課題をたくさん見つけられた良い試合になったと思います。

大阪産業大学の皆さま、応援に駆けつけて下さった関係者の皆さま、本日はありがとうございました。

マネージャー3回生 川西優奈