本日行われた公式戦の結果は以下の通りです。
vs. 関西国際大学(13:00kickoff)
会場:関西国際大学
3-2(前半:0-1、後半:3-1)
【得点者】青島、加賀和、オウンゴール
先々週で終わったIリーグから気持ちを入れ替えて挑んだ関西国際大学との新人戦でした。
アップ前のミーティングでは、コーチからハードワークをしっかりすること、リスクマネジメントを考えながら様々な予測をしてプレーをしていくこと、激しい雨や寒い気温の中高い集中力をもってプレーすること、チームのためになにができるか考えてプレーすることなどが伝えられました。そして、試合開始のホイッスルが鳴る時に最高の状態にもっていけるようにアップから準備することが求められました。
その言葉に応えるように選手たちはアップから集中し、みんなで盛り上げようとしている姿が見られました。いつもとは違うピッチの状態を選手同士で確認し、どうすれば良いのか考えながらアップをしていたように思います。
アップを終えベンチに戻ってきた選手たちにコーチから、受け渡しのコミュニケーションをしっかりとること、相手が3バックになった時にどうすれば良いのかなどということについて伝えられ、この恵まれない天候の中でもがんばってほしいという思いで選手をピッチに送り出しました。
試合が始まり、最初は雨ですべったり、ボールがとまったりしてしまい思うようにプレーできていない選手の姿が目立っていたように感じました。お互い均衡した状態が続いているように思われましたが、前半11分に失点してしまいます。しかし、失点してからもチームの雰囲気が崩れることはなく、ピッチの中から「ここから、ここから」という声が聞こえてきました。失点をしマイナスになってしまうのではなく、そこからがんばろうと必死にゴールに向かう選手の姿が見られました。何度かゴールのチャンスはありましたがそれを決めきることができず、0-1という結果で前半を折り返します。
前半が終わりベンチに戻ってきた選手たちは、「チャンスはある!大丈夫!」という頼もしい言葉と共に修正するべき点を自分たちで話し合っていました。選手たちの前向きな姿勢を見ていると、勝てるかもしれないと期待せずにはいられませんでした。コーチからは、1番チャンスになっているところは何なのか考えてプレーしていくこと、積極的にシュートをうっていくこと、前めのアクションを増やしていくことなどが伝えられ後半がスタートしました。
前半と比べるとハーフタイムで話した修正するべき点をみんなで意識しながら積極的にプレーをしているように感じました。試合時間が経過すると共にピッチの状態もだんだん把握できるようになり、前半よりもプレーしやすくなったのではないかと思います。後半4分に原田がゴールを決め1点取り返したと思いましたが、オフサイドと判定され得点にはなりませんでした。審判の判定に納得できませんでしたが、それでも点を取りにいこうとがんばっている選手の姿がすごく印象的でした。そして後半8分についにセットプレーから青島がゴールを決めます。この1点からチームの雰囲気がガラリと変わり、どんどん積極的にゴールを攻めます。さらに後半20分、コーナーキックから加賀和がヘディングであわせ追加点を挙げます。この時点で結果は2-1と逆転に成功します。しかし、後半41分に失点してしまい同点に追いつかれます。このまま引き分けで試合終了となるのかと思われましたが、ロスタイム6分に佐藤香があげたクロスを中村が押し込み相手に当たってオウンゴールで追加点を挙げます。そこで試合終了のホイッスルが鳴りました。
今日は天候に恵まれず激しい雨と寒さの中での試合となりました。ピッチの状態もいつもとは違い、戸惑いややりにくさを感じていたかもしれませんが、それでもアップの時からピッチの状態を確認し自分たちのプレーをしようと一人ひとりが集中しがんばっている姿が印象的でした。審判の判定にも納得できない場面がたくさんあり、選手たちのメンタル面が心配でしたが選手たちはそんな私の心配を吹き飛ばし見事に逆転勝利を飾ってくれました。失点をしても最後まで諦めず必死にボールを追いかける姿、積極的にゴールを攻める姿、中で声をかけあっている姿は本当に逞しく、カッコよかったです。最後まで諦めない気持ちが今日の勝利に繋がったのではないかと思います。ピッチでがんばっている選手の姿を見ると、私たちマネージャーももっと選手のためにがんばりたいという気持ちが強くなります。日々のトレーニングを大切にし、部員・スタッフ共にこれからも成長していきたいと思います。
関西国際大学の皆さま、応援に駆けつけて下さった関係者の皆さま、本日はありがとうございました!
マネージャー3回生 安東 舞華