本日行われた公式戦の結果は以下の通りです。

vs 大阪体育大学B1(13:30キックオフ)   場所:大阪体育大学

0-1
(前半:0-0、後半:0-1)
【得点】なし

大体大2大体大4

いよいよ本日から後期Iリーグが再開!!
前期Iリーグの成績は3勝5敗で9チーム中6位という結果に終わり、後期は巻き返しを図ろうと本日再開までの約2か月間選手たちと共に前期Iリーグで出た課題を修正し、さらなる成長ができるよう練習に取り組んできました。
前期でのIリーグはとにかくいい時、悪い時の波が激しく試合のコントロールがうまくできていませんでした。それは実力が伴っていない証拠として、まずどの相手でも徹底的に戦うという闘争心の植え付けと、目の前の相手に勝つという勝利へのこだわりも選手たちに要求しました。技術的なところでは、『観る』作業、動きながらのボール処理能力、危機察知能力、チャレンジ&カバー、クロスの守備を中心に改善していこうと取り組み、この2か月間はトレーニングマッチや東海遠征をはさみながらタフにトレーニングを積んできました。その成果をこのIリーグ再開一発目で発揮したかったのですが、結果は0-1の黒星スタートとなってしましました。

大体大5大体大9

試合前のミーティングでは、大阪体育大学のパワーとスピードに対応する準備として、『切り替えスピードを速くすること、セカンドボールの反応、予測とプランをもってプレーすること、熱、闘争心』をテーマに挙げ意識することと、その他の細かな点では、セットプレーの重要性、サイドの攻防が今日の試合のポイントであることも伝え、前期の大敗をひっくり返してチーム全員で勝ちを掴みに行こうと送り出しました!!

前半は相手の前からのプレスと高いDFラインに翻弄されなかなかペースをつかめずに試合が進みました。それでもセットプレーや押し込まれる場面でもDFラインとGK中心に粘り強く守り抜いてくれました。徐々にプレスにも慣れてはきましたが、奪ってからのパスミスやつなげるところでのクリアでマイボールの時間が短く守備で体力を消耗する展開が続きます。そんな中相手最終ラインのサイドの裏に攻略ポイントが見え始めそこを選手たちがつくようになり、キーパーと1対1の場面や決定的なチャンスを3回ほど作りましたが最後の精度が悪く先制点を奪えないまま前半が終了しました。

大体大10大体大15

ハーフタイムでは『奪ってからのパスを大事にすること、ボール保持者に対してパスコースを作りサポートを速くすること、相手の攻略ポイント、関福のDFラインの高さの修正、決定的な場面を絶対に仕留めること』を再度確認し、絶対勝って帰ろうと勝ちたい気持ちの強いほうが勝つと強く伝え彼らの勝利への気持ちをあおりました。

後半も大阪体育大学の前からのプレスは速く、攻撃もロングボールを前線に放り込み、そのセカンドボールを拾いサイドからクロスという展開の攻撃を仕掛けてきました。こちらもセカンドボール争いで戦いクロスの守備では慌てず最後のところで体を合わせ粘り強く対応していました。
攻撃もハーフタイムに伝えた攻略ポイントをうまくつきながら相手ゴールを脅かすところまで何度か迫ったのですが、結局は最後のクオリティの部分で決めきれず点の取れない展開が続きました。守備はそれでも粘り強く守り続けていたのですが、後半30分に失点。その後も交代カードを切りながら流れを変え得点を奪いたかったのですが、そのまま試合終了。0-1の敗戦となりました。

大体大8大体大12

試合を観る中で、粘り強い守備で大きく崩れることがなくなったことは一つの収穫だと感じました。守備が安定することで試合運びも慌てず進めることができます。この部分はさらなる追求と徹底をしていきたいと思います。そのほかの問題点はセットプレーのマークの確認が遅い、プレーの連続性がない、人任せ、試合の流れやプレーの予測が遅いことを感じました。
プレーの連続性、予測の部分はトレーニングの中でピンチやチャンスを選手たちに考えさせながら、改善し追求していきたいと思います。
この試合を落としてしまったことが本当に悔しいです。絶対に勝たなければいけない相手だと感じましたし、選手の良さを引き出せれなかった自分の未熟さや勝利につなげれなかった甘さを痛感しました。選手たちもきっと勝てる相手だとは思ったはずです。でも結局勝ちにつなげれなかったのならばまだまだ実力がない証拠。彼らと共にもっとサッカーを突き詰めていきたいと思います。
連戦が続きますので、身体面の回復に努め、気持ちも切り替え次節は勝利できるよう今から準備していきたいと思います。

大阪体育大学の皆さま、応援に来てくださった関係者の皆さま、本日はありがとうございました。