10月23日のIリーグ最終戦をもちまして関西福祉大学サッカー部を引退しました。サッカー部のブログで4年間の大学サッカーを振り返りたいと思います。
僕は4年間、学年代表や副キャプテン、キャプテンなど、Cチームですがチームをまとめる立場を担ってきました。その立場を担う上でずっと大切にしてきたことがあります。それは、「後ろ指を指されない生き方をすること」簡単に言えば、当たり前のことを当たり前にするということです。
サッカー部入部当初は、当たり前のように練習を休む人、1年間に何度も遅刻する人、準備や片付けをまったくしない人、Aチームが素晴らしい結果を残す中Cチームのチーム状況は最悪でした。そんなチームをカテゴリーが上の人や周りの人は「Cチームはサークルだ」ときつい言葉を言われることが多くありました。その言葉に対し、怒りを覚えることもありましたが代表者として情けない気持ちの方が強くありました。そのような状況で自分には何ができるのか考えた結果、自分にはまじめに努力し続けることしかありませんでした。
努力というのはサッカーのプレーだけではなく、練習は休まない、準備は誰よりも早くする、練習中の行動は誰よりも早くする、大学生活では遅れずに授業に行く、単位を落とさない、学校に貢献できることは積極的に取り組むことなど、当たり前のことを隙なくすることを続けてきました。それを続けてきた理由としては、チームをまとめる立場としての自覚と責任を常に忘れないようにするためです。チームをまとめる立場はチームメイトにきつく言わなければいけないことが多くあり、大学生活も含めだらしない生き方をしてる人にチームメイトを注意する権利はないと僕は考えます。
C1のキャプテンとなったラストシーズン当初は、集合時間にぎりぎりにくる同期、自分のことしか考えられない同期に「最高学年としての自覚はある?」という疑問を抱くことが多くありました。正直、同期に強くいうことはとても辛いです。でも4回生が変わることがチームを変えることにつながると感じ何度も同期には強くあたりました。
ラストシーズンを振り返ればC1にとって4回生の成長が1番大きいと僕は感じます。声を出さなかったやつが1番チームを盛り上げようとしたり、自分がチームから離れている間にチーム支え続けてくれたやつ、暗い雰囲気を常に明るく盛り上げてくれるやつ、気づけば最高の同期に囲まれて大学サッカーを終えることができました。
この4年間で感じたことは、努力し続ければ必ずついてきてくれるチームメイトがいるということです。ラストシーズンは特に後輩や同期に恵まれ、C1のチームメイトには感謝の気持ちしかありません。AやBのように結果を出すようなチームになるように後輩には期待しています。
最後になりましたが、この大学の道をつくってくれた監督、西さん、僕達のウィークポイントと向き合い根気強く指導してくださった吉川さん、そして練習中熱い声をかけ続けてくれた那谷さん、コンディション調整をしてくれたトレーナーの北口さん、その他サッカー部を支えてくれた関係者の皆様、常にサポートしてくれたマネージャーのみんな、チームの先頭で常に引っ張ってくれた仁貴都、本当にありがとうございました。
今後も関西福祉大学サッカー部の活躍を期待しています。
4回生 中尾 未来