本日行われた公式戦の結果は以下の通りです。

vs.関西国際大学Ⅰ (13:00キックオフ) 会場:関西福祉大学

2-3
(前半1-3、後半1-0)
【得点】米元、貫名

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Iリーグ第4節の相手は関西国際大学Ⅰ。ミーティングでは前節同様、90分間やるべきことをやるというのに加え、リスクマネジメント、チャレンジすること、闘うこと、勝利すること、 これらの点を意識させ試合に送り出しました。
試合開始から関西国際大学は選手間の距離を大事にしてテンポよくボールを動かし、パスを出した後の動き直しや裏へ抜け出し、FWや中盤にボールが入ってからのスピードアップなど中央からの流動的な動きで攻撃を仕掛けてきました。それを相手のミスやキーパーのセーブでピンチをうまく切り抜けてはいましたが、前半10分に失点。その後も相手のワンタッチパスからの流動的な崩しに対応できないまま2失点目、そしてボール処理のミスから3失点目。とてももったいない失点続きでしたが、前半終了間際にコーナーキックから米元が1点を返し、1-3で前半を折り返します。

 

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ハーフタイムでは、前半の闘う姿勢のところに物足りなさを感じたので、まず球際、セカンドボールの反応に対して闘えてるのか問いかけました。そしてもっともっと闘うことを要求しました。あとは守備の時のサイドハーフのポジショニングを修正し、奪ったボールを前にしっかりつなぐことを伝え、選手に喝を入れ後半に臨みました。
僕はひっくり返せる力を持っている彼らを信じ、その力を絶対に全員出し切れという思いでピッチに送り出しました。   後半は開始から選手の闘う姿勢、気持ちがとても伝わってきました。ボールを奪いに行くスピード、球際の激しさは前半より格段に上がりました。開始早々の6分に貫名がゴールを決め1点差。完全に試合をひっくり返すチャンスが広がりました。相手の攻撃は前半と変わらずワンタッチパスからの流動的なスタイル。サイドハーフのポジショニング、相手の飛び出しについていくこと、マークを受け取るところが中盤とディフェンスラインでうまく修正できていたので相手の攻撃にも後半は対応でき始めました。そして奪ったボールをFWと中盤の選手にうまくつなぎそこから何度もチャンスを作りました。ワンタッチで崩したりするシーンやテンポのある攻撃も見られ面白いプレーもありこちらも心動かされました。本気で勝ちに行く姿勢が全員から見られとても熱い後半でしたが、追加点を奪えず2-3のまま試合終了。

 

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前半の試合中に自分自身も守備の修正を伝えるべきだったのか、ほかに手を打つ手段はなかったのか反省しながら試合を振り返っています。後半の彼らの闘いは本当に心動かされるものがありました。だからこそ前半が残念でなりませんし、とても悔しいです。   試合が終わってからの選手たちの表情を見ると悔しい表情、もっとやらないといけないという危機感のある表情、いろんな表情がありました。それだけ本気で闘っている証拠ですし、すごく伝わってきました。選手たちの熱い一面が新たに発見できた喜びと、まだまだ継続して取り組んでいかなければいけない課題といろんなことが観えた試合でした。敗戦したことをしっかり受け止め、さらなる成長をして次節に臨みたいと思います。

 

 

 

関西国際大学の皆さま、応援に駆け付けてくださった関係者の皆さま、本日はありがとうございました。