本日は水村コーチ、渡辺コーチ、中村コーチの3名が赤穂市内の幼稚園に足を運び、サッカー教室を行いました。気温が低くなってきている中でしたが、その寒さを吹き飛ばすぐらい子供たちは元気でとても充実した時間となりました。

 まずは、怪我をしないようにみんなで準備運動。ストレッチと鬼ごっこを入れて体を温めていきます。
 体が十分に温まったら、いよいよボールを使っていきます。以前よりもボールを扱うのが上手になっていたことに驚きました。以前は、ドリブルをするにしてもボールがいろんな方向に飛んでいったり、ボールを止めるときも足ではなく手で止めてしまう子供がほとんどでした。ですが、今日は友達に当たらないようにボールを足でコントロールしたり、少し遠くに行きそうな場面やボールを止めなければいけないときに、足の裏をうまく使いピタッとボールを止めることができていました。その成果か、最後のゲームでもボールをコントロールしてドリブルをして相手ゴールまで迫るシーンがより多く見受けられました。

 このサッカー教室を通して、観ること・挑戦すること・考えることの大切さを感じました。年齢を重ねるごとに、自分の中にリミッターを作ってしまいます。それにより、これは自分にはできないと思い込み、挑戦する前にあきらめてしまっています。そうなると、成長はできません。子供たちは、成功するためにできなくても何度も何度も繰り返し挑戦をしています。そのたびに、見本となるコーチのプレーを観たり、どうすればできるのかを考えています。現代の学生にとって一番必要なことを子供たちから教えていただけました。

最後には、サッカー教室を通して、サッカーを始めた子、サッカーを好きになった子、休み時間にサッカーの練習をしている子がいると伺いました。サッカー教室をやってよかったなとこの言葉を聞いて思いました。もっとサッカーを好きになってくれる子供たちを増やしていくために、日々頑張っていきます。

本日は、とても元気に参加してくれた幼稚園児のみんな、関係者の皆さま、誠にありがとうございました。