こんばんは。ご無沙汰しております。
久しぶりのブログ更新です。

本日、新入部員に向けての入部説明会を実施しました。
この時期にやってくる入部説明会でどのような挨拶をすればいいのかを考え、前日はいつも緊張してしまいます。
加入する部員を前にすると、彼らを率いる監督としての責任感から身が引き締まり、良い意味で覚悟を持たせてくれる貴重な機会です。

サッカー部が発足して4年目になりました。
忘れもしない2015年の3月2日、1期生31名との対面(欠席者が数名いましたが)。期待と不安が入り交じる中、自分の思いを言葉にして必死で伝えようとしたあの頃が懐かしいまでになりました。
その1期生が4月には最上級生としてサッカー部を引っ張り、昨年果たすことができなかった1部昇格に向けて活動して参ります。

3年前に想像していた通りのチームに、指導者に成長しているかと言えば、それは少し違うかもしれません。しかし実際に部員は93名にまで増え、楽しみな人材が全国各地から集まっている現状を客観的に見ると、それはそれはとても幸せな環境だなと感じます。時間に追われて生活していると、どうしても生かされている日常への感謝が薄まってしまいます。少し立ち止まって振り返るという行為はとても大切で、先への迷いや不安の解決策が実は自分の後ろにあったりします。
気持ちを新たに赤穂の地へ足を踏み入れた新入部員の姿と、指導者として一歩を踏み出した頃の自分の姿を重ねると、初心に立ち返ったような新鮮な気持ちで指導できるような気がします。

学生の成長スピードよりもっと早く成長していきたい。
「アイデアは既存の要素の新しい組み合わせに過ぎない」という言葉のように新たなアイデアやグッドアイデアを生み出していくには、自分自身のキャパシティを押し広げるだけの向上心と探究心が求められると思います。
そして、何よりも熱。奮い立たせるのは、熱です。

明日から競争が激しくなります。

 監督 中田 洋平