本日行われた公式戦の結果は以下の通りです。
vs.大阪学院大学 (13:00 kick off)
場所:大阪学院大学(千里山グラウンド)
1-0 (前半:0-0、後半:1-0)
【得点者】溝淵
本年度の新人戦大会も残すところ、あと2試合となりました。そのうちの1試合であった本日の試合は、均衡した状況を粘り強く戦い、1-0という結果で見事勝利することができました。
アップ前のミーティングでは、全員でハードワークすること、攻守コンパクト、リスクマネージメント等のキーワードが挙げられ、アップから高い集中力を持って戦うことが伝えてられました。
アップでは、全員で声を掛け合いながら、試合に向けた準備をしているのが印象的でした。
試合前のミーティングでは、前期に大阪学院大学と戦った時のことを思い出し、失点したシーンを繰り返さずに改善するようにと伝えられました。そして、全員が手を抜かず、勝ちにこだわることを徹底するようにと声が掛かるり、ピッチへ送り出しました。
雨が降ったり止んだりしていたため、少し不安げな表情を見せる選手もいましたが、ほとんどの選手が天候に負けない気合いを見せてくれました。
前半は、お互いに攻めたり守ったりの均衡した時間が続きます。何度か相手に押し込まれるシーンを作りますが、DF陣の硬く粘り強い集中力でゴールを許しません。奪ったボールを簡単に失ってしまったり、思い切ってゴールを狙おうとすシーンが少なかったように感じます。コーナーキックのチャンスを何度か手にし、1点を取りたいところでしたが、相手もこちらに負けない守備で、お互いに得点をすることができず、前半を折り返します。
ハーフタイムでベンチに返ってきた選手達は、得点が出来ていないことや相手に攻め込まれるシーンが多いことから、少し落ち込んでいるようにも見えました。しかし、全員で意見を出そう、と声が掛かると、自分達がプレーしていて感じていること、仲間への要求等が次々と出てきて、自分達で改善しようという雰囲気が見られました。コーチからは、立ち上がりから集中できていて、球際も強くいけていることは後半も続けていこう。自分達の時間をしっかりと作って、得点に繋がるアクションを起こしていこうと伝えられました。
後半開始から、攻撃のアクションを起こします。後半6分、貫名が相手陣内でパスを受け1対1の状況を作ります。ドリブルで相手を交わし、右サイドの早田にパスを出しニアにシュートを打ちますが、GKの高い集中力でセーブされ、こぼれ球まで詰め込みますが決め切ることができません。
後半9分10分には、立て続けに相手にコーナーキックを与えてしまいますが、GK中島を中心に粘り強くマークを捕えゴールを守ります。そして、こちらの運動量が減少し、相手が勢いを増し苦しい時間が続きます。しかし、相手の力強いシュートをGK中島が何度もファインセーブし阻止します。この我慢の時間が続く中、選手達はとても集中し全員で声を掛け合いゴールを守る姿が印象的でした。
後半37分、苦しい状況の壁を破ったのは、交代で入った溝淵の1点でした。ハーフラインから渡辺が蹴ったFKに、中村が反応しヘディングで反らし、ペナルティエリア内に流れます。ゴール前で緑川が体を張ってボールを奪い切り、素早く反応しパスをもらった溝淵がゴール前からシュートを打ち、待望の1点を獲得することができました。
その後も、相手は運動量を落とすことなく、食らいついてきますが、交代要員を上手く使い、こちらもペースを乱すこと無く、ゴールを守りきり、試合終了のホイッスルが鳴りました。
後半の45分間で相手に打たれたシュート数は10本です。その中には、とても冷ややかなシーンもありましたが、失点をせずに守りきった点はすごく良かったと思います。1、2年生しか出場権のない今大会は、いつもとは違う雰囲気の中で行われます。前期の1節目の時には、コミュニケーションがなかなか取れず、思うように味方を動かすことができなかった選手達も、1年を通してたくさんコミュニケーションが取れるようになったと感じます。思っていることもしっかりと伝えられる力が付きました。まだまだ、強い相手と同等またはそれ以上で戦うためには、改善点はありますが、一人ひとりが逞しくなってきていると思います。残り1試合になりました。必ず勝って次に繋げて欲しいです。
あしたは、リーグ戦第6節があります。全員で勝利を目指し、そして一部昇格に一歩近づけるように、精一杯戦います。応援よろしくお願いします。
大阪学院大学の皆さま、応援に駆けつけて下さった関係者の皆さま、本日はありがとうございました。
マネージャー 4回生 山下若葉