『感謝の一年』

久しぶりのコーチブログ。
文章力がない私は今必死に頭の中にあるボキャブラリーをつなぎ合わせています。（苦笑）

今シーズンのサッカー部の活動は本日で一旦終了しオフ期間に入ります。
今年は時間の過ぎるスピードが今までに感じたことがないくらい早く、内容盛りだくさんの充実した1年となりました。2月にコーチに就任し、ヴィッセルカップ、Iリーグ、サッカー教室、オータムフェスタ、2部Bリーグ優勝、2部A昇格決定！！！！！！！！！！
一瞬の隙も許されない緊張感の中で仕事をしてきました。今年は『2部Bリーグ優勝！2部A昇格！』という目標を成し遂げるために何が必要かを考える日々を送り、サッカーのことを考えれば考えるほど自分の力不足に悩まされ、思い描いてたものとは違う一年でした。

部員たちがサッカーを通して技術の向上だけでなく人間的に成長すること、そして彼らと共にミッションを絶対に成し遂げる！！この思いを胸に抱きながら毎日グランドに立ちました。
トレーニングを考え実践し、失敗し、振り返り改善する。そしてまた実践へ。繰り返しても失敗の連続で自分の指導が問題なく完璧にできたという日はほぼありませんでした。
大切な部員を育てる責任、うまくいかない悔しさが自分に襲いかかり、不安になることもしばしば・・・。
ただ嘆いても不安になっても明日はすぐにきます。自分を信じ怒涛に来る明日を乗り越え戦っていく！！自分の観て感じたことを素直に伝え、熱を持ち徹底して働きかけ続ける！！今できる全力を尽くしました。

その中で部員たちの成長を感じ楽しいことも多かったです。
『そのプレーもできるようになれたね！』、『そういう選択肢も持っているのか！！』、『そこよく観れたね』、『good！！excellent！！』
苦悩しながらも、部員たちのちょっとした変化が楽しくて嬉しくてどうしようもなかったです。
ピッチ外でも人間的な成長を感じることもたくさんあり本当に彼らをみていて面白く幸せでした。

初めて参戦するIリーグでの部員たちの躍動と成長ぶり。前期途中から少しずつ自分たちで主体性を持ち、全員で変わろうとする姿には感動しました。部員たちだけのミーティングの提案、副キャプテンへの立候補、団長が中心となって行った応援など見どころが多く彼らの急速な成長を感じることができました。あとはIリーグの結果をみんなと一緒に追求していきたいところです！

そして2部Bリーグ優勝！！2部A昇格！！
本当に感動しました。
JFL時代に監督とJ2に昇格を決めた試合を思い出しました。同じピッチに立ち選手としてJリーグという夢が叶った瞬間は今でも忘れられません。
新たな舞台では監督とコーチという立場で優勝と昇格を決めることができました。関西福祉大学サッカー部の一員となれたことを本当に誇りに思います。
そして後期リーグを圧倒的な強さで勝ち続けた部員たちに本当に感謝しています。彼らのおかげで感動する瞬間をみることができました。J昇格を決めた時とは違う、いや、あの時以上の感動がこみ上げてきました。

『本当にありがとう！！』

1年通して私自身突っ走ることができたのは、周りの人たちのおかげだと思っています。指導者として未熟な私に役割を与えてくださり見守ってくれる監督。本当に多くのことをこの1年間で学ばせていただき自分の成長につながりました。また私に向き合ってくれ、真剣にトレーニングに取り組む部員たち（時には真剣じゃない笑）。不平不満も多々ある中で本当によく戦い頑張っていました。こちらの要望に応えてくれるマネージャーもとても心強かったです。
コーチという立場は監督や部員たちを支えてサポートしていかなければいけない存在ですが、逆に支えてもらうことばかりでした。喜び、悔しさ、熱さ、感動を本当にたくさんもらいました。
監督、部員、マネージャーには感謝してもしきれません。ありがとうございました。

2016年は感謝の一年にして、クリスマスと新年を迎えたいと思います。
そして来年は私自身の進化が問われるとき。オフ期間リフレッシュし、2017年は私が監督、部員たちをしっかり支えれるように勝負の年にしたいです！！
サッカーで感動を与えれるよう監督、部員と共に戦います！！

『熱は伝染する！』

来年も熱く戦います！！

皆さま、よいお年をお迎えください。