こんばんは!!
約3か月ぶりのコーチブログ更新です。

 恐ろしいスピードで毎日が過ぎていくのは、就任当初と変わりありません。
ただ変わってきたのは生活リズムが整い、選手とのコミュニケーションも増え
サッカーの指導に少しずつ慣れてきたことです。
 3月初旬にA、Bのチーム分けが行われBチームを中心に指導をしています。
チーム分け後、すぐのヴィッセルカップではまだチームの指揮を執る経験ゼロの中、
どのようにチームを作り上げるのか?モチベーションの高め方、能力の引き出し方、
メンバーの組み合わせ、選手への声掛け、何が正しくてベストなのか?
試行錯誤しながら挑み、結果は12位でした。
まだできたばかりのチームですが、本当によく戦ってくれました。
 
そしてこの大会を通じて、、、
 
 彼らはもっと戦える!!もっと勝利を手にすることができる!!

と強く感じました。
 

 そこを引き出しきれなかった自分に反省し、どうすればサッカーがうまくなるのか?
選手たちには何が必要なのか?どうすれば成長し勝利を手にすることができるのか?
そのようなことを常に考えながらIリーグに向け指導してきました。

 基礎的な技術の向上に加え、『攻守両面の切り替えスピードを速くすること』、『球際の強さ』、『アグレッシブさ』、『チャレンジすること』、『パス、シュートの精度を高めること』
を中心に伝え、トレーニングに励んでいます。
 選手たちも強豪大学との試合を楽しみにし、レギュラーで試合に出るという意気込みを持ちながら、一生懸命練習に取り組んでいます。
1、2年生間のコミュニケーションも徐々に増え、まとまりも出てきており、今の環境に少しずつ慣れてきているようです。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                    

『慣れ』というと、
自分のプレーの感覚を掴み、パスやシュートのコツを掴むというメリットがあります。

 ただ気をつけないといけないのは、理屈を頭で考えるのではなく、体や思考が反射して動く、感覚的な部分が強いことです。
その慣れに依存して自分のプレーや行動を省みないと成長もなくなり間違った方向に進んでしまうという状況に陥りかねません。
 このためプレーをどう改善する必要があるのか?この局面ならどのようなプレーの選択がベストなのか?
危険な場所はどこなのか?味方は何を求めているのか?
というように思考を常に働かせてプレーし、自ら成長していく形を作っていくことが大事だと思います。
 選手自らが自己分析し、【自主性】、【主体性】をもって、プレーや行動に移していけばさらに成長していけると思います。

 『常に考え、チャレンジし、積極的にアクションを起こしていく!!』
 
これが一人一人の成長と、チームの勝利につながるのではないかと感じています!!

 サッカー部は今季Iリーグに初めて参加します。
今いるメンバーは初参戦年度という歴史に名の残るメンバーの一人となります。
 明日の初戦は選手と共に闘い、関西福祉大学のプライドと誇りを持ち、強豪大学に挑んでいきたいと思います。
アグレッシブに戦い、チャレンジして『関福大旋風』を巻き起こしたいと思います。
 応援よろしくお願いします。