本日行われた公式戦の結果は以下の通りです。
vs.和歌山大学(15:15キックオフ) 会場:芦屋大学
6-1(前半4-0、後半2-1)
【得点】北野2、仙頭2、内田、宮谷
開幕2連勝中の対決となった和歌山大学戦は、本学が6-1で勝利を収め開幕3連勝を飾りました。
昨年の3部リーグで2度も対戦している和歌山大学。前線の選手のスピードやセットプレーの高さに脅威を感じるチームで、試合前には「セットプレーを与えないこと、ボールを失った後の切り替えを早くすること」などを中心に指示を出し、前半から積極的にチャレンジするよう伝えました。
開始早々に得点チャンスをつくるもフィニッシュの精度が低く、いくつかのビッグチャンスを得点につなげることができませんでした。自陣でブロックをつくる相手に対してサイドを崩して何度もゴール前に迫ると、前半25分に仙頭選手の突破からシュート性のクロスがあがり、逆サイドでフリーになっていた北野選手が今季初ゴールを決め先制に成功します。その後もサイドを起点に攻撃を続け、前節と同じように4-0で前半を折り返します。
ハーフタイムには「後ろはもっと素早くボールを動かし、長いパスを入れながら得点を重ねよう。攻めている時の後ろのこまめなポジション修正と奪われた後の切り替えは早くすること」などを伝えて後半に臨みました。
後半は相手がリトリートからプレスをかけてくるようになり、得点チャンスが増えるものと予想していましたが、逆にイージーなパスミスを連発してカウンターを受けるシーンが多くなり、コーナーキックから失点してしまいました。攻撃の形はできるものの、ラストパスやコントロール、フィニッシュに精彩を欠きなかなか得点できません。残り6分でセットプレーから2得点を奪うにとどまり、前節と同じような課題が残る後半となりました。
疲れたときに起こる判断力と集中力の低下が如実に表れ、フィジカル面の問題からイージーミスにつながりリズムが悪くなっているような印象を受けました。そのような流れが悪い時間帯にどのプレーを選択するのかといった戦い方の質を上げていかなければなりません。プレーしているのは選手自身であり、ピッチ内で起こっている現象を選手同士で伝え合って解決していく応用力も今後は必要になるでしょう。
連勝を重ねるためにはもっと選手同士のコミュニケーションを増やさなければなりません。前半のような積極的で見ていて面白いサッカーを90分通してしたたかに緻密に継続できるよう修正を加えていきたいと思います。
和歌山大学の皆さま、応援に駆けつけてくださった関係者の皆さま、本日はありがとうございました。