本日行われた公式戦の結果は以下の通りです。

関西外国語大学(12:00キックオフ)会場:赤穂海浜スポーツセンター

12-3(前半4-0、後半8-3)

【得点】泉2、内田3、寺田3、仙頭、比嘉2、徳永

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今日の試合前は、前節の失点シーンを振り返って「自陣で不用意なファールをしないこと、イエローカードに注意すること」を伝え、その他に今週トレーニングしてきた戦術や考えを整理してピッチへ送り出しました。相手は序盤からボール保持者に対して激しくプレスをかけ、その球際の強さに何度もひっかかりました。しかし、徐々にボールを動かしはじめ、サイドを起点に相手エリアの深くまで侵入することができました。そして9分の先制点で完全に勢いに乗り、相手チームの高い最終ラインをサイドバックや2列目の飛び出しでうまく攻略しました。
ハーフタイムでは、「ビルドアップはシンプルにボールを動かし、相手ゴール前で勝負をしかけよう。サイドからうまく崩せているので、後半も継続して狙いをはっきりさせよう」と指示し、様々な攻撃パターンから8得点を奪いました。爆発的な攻撃力は見ていて非常に面白かったのですが、それだけにもったいない3失点でした。特に残りの10分間はイージーミスの連続で、疲れからくるコントロールミスや判断ミスがかなり目立ちました。そんな流れを把握したプレーを落ち着かせるコーチングや、無理せずにボールを動かして相手を動かすといった対応力がほしいところでした。

今季最多得点と最多失点を記録した一戦は、収穫と課題がたくさん見つかりました。
前節の試合を振り返りながら伝えたクロスのタイミングについて、今日の試合でその反省を活かしたすばらしいボールが何本もあがりました。クロスに対して受け手が反応していなかった時には選手同士でコミュニケーションをとって修正していたので、彼らの成長を少し感じる光景でした。90分を無失点で抑えることの難しさと厳しさをもっと追求すれば、残りの4試合でさらに大きく成長すると思います。

関西外国語大学の皆さん、本日はありがとうございました。