12月3日(日)に行われた公式試合を最後に、私の3年間のマネージャー生活に幕を閉じました。

振り返れば3年前の4月、サッカー部が発足し、監督が1人でサッカー部をまとめていた頃、事務局の職員さんに誘っていただいたことをきっかけに、サッカー部のマネージャーになることを決めました。私自身、サッカーはとても好きです。見るのもやるのも好きです。憧れであったマネージャーになれることも凄く嬉しくて、先の事など何も考えず、その時の感情のままにサッカー部のマネージャーとして入部しました。そして、私の3年間が始まりました。

一緒に入部したマネージャーも1からのスタート。発足したてのサッカー部も手探りな状態でした。マネージャー初心者の私は、ボトルをどこに置いたらいいのか、公式戦での会場校の運営はどのように行えばいいのか、公式記録の書き方は?、オフサイドってなに?等ハテナが浮かぶことは毎日でした。しかし、何も分からない私達マネージャーを助けてくれたのは、選手でした。私達マネージャーが選手を支えなければならない立場なのに、と考えながらも何も分からない私達に一生懸命様々な事を教えてくれ、とても頼もしく感じました。今でも、私達のお願いにたくさん協力してくれ、感謝の毎日です。

そして、1年2年と時が流れるにつれ、マネージャー業務にも慣れ、後輩ができ教える立場となり、部を良くする為にと考え行動することが多くなりました。しかし、マネージャーの人数も選手の人数も増えたことにより、自分で考えている以上に集団をまとめることの難しさを知りました。壁にぶつかることも多々ありました。しかし、どんなに辛いことがあっても選手のために、毎日グラウンドに出なければなりません。自分にどんな負荷がかかっていても、私は選手と同じ空間にいるときには、絶対に笑顔でいること。そして、ありがとうの気持ちを忘れないこと。これだけは、3年間毎日頭に置きながら生活してきました。

この3年間で多くの公式戦やトレーニングマッチに帯同しました。選手の喜ぶ姿、選手の悔しそうな姿は、1番多く見てきた気がします。私が1番見たいのは、選手が喜んでいる姿。私達マネージャーは、同じピッチに立って闘うことは出来ません。しかし、勝利の為に頑張る選手をサポートし応援することは出来ます。勝利したときには、一緒に喜びたい。毎試合の様にそればかり考えていました。選手のおかげで、3年間でたくさんの喜びを一緒に味わうことができました。ありがとう。
私は、選手がサッカーを真剣に取り組んでいるところ、生意気だけどみんな素直なところ、何を言っても最後には私達を助けてくれるところ、全部大好きです。選手全員とっても大好きな後輩達です。

 

長くなりましたが、私はサッカー部に入った事を後悔していません。むしろ、関福サッカー部に出会わせてくれてとても感謝しています。こんなにも、大学生生活が充実したものになるとは思っていませんでした。同じ学部の友達には、「選手に同期いないのによくできるね」「マネージャーってすごいよね」「若葉は夢中になれることがあって尊敬する」とよく言われました。自分では、そんなにすごい事をしているつもりもないし、自分の好きな事をしているだけ、と思いながらもこれがどれだけ幸せな事なのか今では痛いほど感じています。先輩らしくもないし、マネージャーらしい事など大してしてあげることもできない、頼りないマネージャーだったかもしれませんが、同学年の選手がいない中マネージャーとして受け入れてくれた選手には、感謝してもしきれません。ありがとう。

最後に、毎週の様に多くの会場に足を運び、応援してくださいました保護者の皆さま、会場で見かけると声をかけてくださりありがとうございました。顔を覚えて頂けてることがとても嬉しかったです。
選手60人、マネージャー、スタッフ、関福サッカー部に関わってくださいました全ての方に感謝します。

関福サッカー部が大好きです。

3年間、本当にありがとうございました。

これからも、関福サッカー部の応援をよろしくお願い致します。

 

マネージャー 4回生 山下若葉