先日、2025年10月11日(土)のIリーグ第14節、阪南大学Cとの試合を終え関西福祉大学サッカー部を引退しました。私自身としては7歳から始め16年目となり、サッカー人生に幕を閉じました。

 私は大学3回生からCチームの副キャプテンを行っており、大田翔平くん、大越太朗くんと共にリーダーとして活動をしていました。先輩方から学ぶことは多かった反面、先輩方が引退した際、責任とプレッシャーを感じていました。「自分がキャプテンとなることでチームがまとまるのか」「うまくやっていけるのか」と不安を抱える毎日。実際に後輩達からは「頼りない、心配」などの声も上がっていました。これまで多くの選手と共にプレーを行い、様々なタイプのキャプテンの下、プレーを行ってきました。その経験を元に誰かの真似をするではなく私にある能力で自分なりのキャプテンを行えばよいと考えるようになりました。ですが私だけの力ではここまで進むことはできなかったと考えています。副キャプテンの存在やA.Bチームのキャプテンである西尾、鈴木。主務の山本の力もあり支えられていました。この場をお借りして感謝します。

 今年のCチームは個性が強すぎてチーム結成当初はバラバラだったと感じます。頼りない4回生。個性が強すぎてメンタルの差が激しい3回生。良くも悪くも流されてしまう2回生。人数が多く人任せになり何度も怒られた1回生。それぞれ違いはありましたがいい意味で上下関係がなく「仲の良さ」が強みでした。「仲の良さ」が強みでしたが毎日の活動ではメンタルやテンションの差が激しく勿体無い活動を行うこともありました。先頭に立ち働きかけを行っていましたが、あえて先頭に立つのではなく一歩引いて選手の顔を見ることで状況を判断し全体への声掛けや個人への声掛けを工夫も行っていました。その行動が正しかったかどうかは未だにわかりません。ですがこのチームの仲の良さとIリーグの結果が示してくれていると感じます。

 結果は3位。勝ち点28。得点37。失点21。満足したかと言われると1.2位に順位を上げることができたチャンスもあったので満足はしていません。ですがこの結果に悔いはなくやり切ったと思います。しかし個人として、キャプテンとしては悔いが残っています。ピッチ外や活動時での働きかけは行うことができたと思います。ですが私自身、怪我に悩まされキャプテンマークを巻き、ピッチに立ち試合に貢献することが出来ませんでした。そういった部分ではチームに迷惑をかけたなと感じています。ですが、副キャプテンの西岡を中心にピッチで闘志溢れるプレーをし勝利に貪欲になる選手が多く、試合に負けて涙を流す選手もいました。そんな時、私はこのチームのキャプテンで良かったと心の底から感じることができました。本当に言葉で表すことができないほどの感謝の気持ちでいっぱいです。

 大学生活は部活以外の誘惑が多く、サッカーだけに熱意を注いで活動を行うことができるかというと学業や就職のことなどで難しい部分があると思います。実際に私の同期も何名かの選手がサッカーから離れる選択をしました。私自身も「プロサッカー選手になれないとわかりながら何の為にサッカーをしているのか」や4回生になってからは怪我に悩まされて体が思い通りに動かなくなり「体を犠牲にしても続ける意味があるのか」などを考える日が多くありました。しかしそんな時に踏み止まりここまで続けることができたのはこれまで関わっていただいた指導者や仲間の思いを思い出すことが多かったです。そしてなによりどんな時も1番近くで応援していただいた家族の事をよく考えていました。家族を含め、全力で悔いなくサッカーをやり切ることが何よりの恩返しだと思い、続けることができたと思います。苦しい時期もありましたが7歳から始めたサッカーをこれまで熱中して行い、人生の半分以上を捧げてきたものを今では最後までやり切れて良かったと思っています。常に支えていただいた家族へ本当に感謝したいと思います。

 改めましてこれまで支えていただき私のサッカーに携わっていただいた全ての皆様に感謝申し上げます。そして関西福祉大学サッカー部で私のサッカー人生を終えることができて大変光栄です。

 ありがとうございました。
 関西福祉大学サッカー部のこれからの活動、ご活躍をお祈り申し上げます。

関西福祉大学サッカー部
4回生 Cチーム主将 石橋匠真