全国へ　清水梨緒奈

関西学生サッカー選手権大会が開幕し、明日が関西福祉大学の初戦となります！！

この大会で上位6チームに入れば、第49回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメントの参加資格が与えられます。関西福祉大学サッカー部が全国に出場したのは3年前。全国で戦うことを目標に、日々練習に励んできました。全国大会に出場できることを願いながら、マネージャーとしてできることを精一杯頑張ります！

今月で、私がマネージャーを始めて早いことにまる1年がたちました。1年前は右も左もわからず、自分にマネージャーの仕事が務まるかどうか、不安でいっぱいでした。大学では、支えられる立場から自分が支える立場になりたいという思いがあり、マネージャーとしてサッカー部に入部しましたが、この1年は、選手・スタッフの方々そして、マネージャーの同期・先輩に支えられてばかりで､､､それに加えて私が、人と比べてしまうクセがあり、自分の無力さを痛感して落ち込むこともありました。学年が上がり、1部リーグが始まり、初めてスタジアムという大きな舞台で試合に帯同しました。事前に、先輩マネージャーからスタジアムでの試合の流れを細かくお聞きし、メモをして試合に備えました。会場の大きさに圧倒され、初めは先輩マネージャーの後ろをついていくことしかできませんでしたが、2度目3度目と経験を重ねるごとに少しずつ流れを把握することができました。今では、スタジアムで活躍する選手を間近で見ることのできる嬉しさとチーム全員が全力でプレーできるようにサポートするという責任感を持って試合に挑んでいます。

1年間マネージャーをして、周りを見る視野が広がったと感じます。また頼られることも褒められることも増えて、自分自身で成長を実感することができて嬉しいです。ですが、先輩マネージャーの背中を見ると、まだまだだな、と強く思います。後輩のマネージャーも3人入部してくれて、計10人になりました。人数が増えたことで新たな試みとして、選手が係を割り振られているように、マネージャーもそれぞれ担当の係を持つことになり、私は地域活動係の担当になりました。地域活動係の主な活動として、赤穂駅前の清掃や赤穂海浜公園で行われるプレパークへの参加などがあります。街を綺麗にしたり、子どもと交流したりする中で、普段の大学内の生活では経験できない活動を通して、地域に貢献できるように、部員とともに取り組んでいきたいです！

また、1人の先輩マネージャーが今年で引退となります。私が入部するきっかけにもなった憧れの先輩が、引退するのはとても寂しいです。先輩に成長した姿を見せて恩返しができるように、そして安心して引退してもらえるように日々努力していきます！

先輩に言われるのを待って動くのではなく、先々のことを考えて自分から動くことを意識して行動していきたいと思います。これからは私たちの学年が、後輩に色々なことを教える番となります。私が見てきた先輩の姿を、次は自分が後輩に見てもらえるように、これからも成長し続けていきたいです！